WinSCP3の利用について


 

 

WinSCP3はMartin Prikryl氏によって作成されたSCP(Secure CoPy)クライアントです。

(Windows95/98/NT/2000/XP用、SCP1,SCP2プロトコル対応版)

 

GUIベースなのでマウスで簡単に操作ができ、パソコンとサーバ間の通信を暗号化(RSA,DSA等)するため、

安全なファイルのコピー(ファイル転送)等が利用できる便利なフリーソフトウェアです。

 

 WinSCP3のダウンロード
 

WinSCP3についての詳細は以下をご覧ください。

(最新バージョンはダウンロードボタンから入手できます。)

http://winscp.net/

2005/2/10 現在での最新バージョンはWinSCP 3.7.4です。 最新の installation packageをダウンロードしてください。

 

 WinSCP3のインストール
(1) ダウンロードしたデータをダブルクリックするとインストールがはじまります。(以下の説明はバージョン3.1でのインストールの例です。)

 

(2) 右図のような[Setup Wizard]ダイアログ・ボックスが 現れるので、[Next]ボタンで次に進みましょう。  
(3) ライセンス等の確認のため、「License Agreement」ダイアログ ・ボックスが表示されます。

内容をよく読んで同意する場合は、[I accept the agreement]にチェックをして[Next]ボタンで次に進みましょう。

(4) [Select Destination Directory]ダイアログ・ボックスでは、パソコン内でのインストール先を指定します。

このままで問題なければ、[Next]ボタンで次に進みましょう。

(5) [Select Components]ダイアログ・ボックスでは、インストールするコンポーネントを選択します。

PuTTYgenやPagentを既にインストールしている場合は、必要に応じてチェックを外すとよいでしょう。

特に問題なければ、このまま[Full installation]を選択して、[Next]ボタンで次に進 みましょう。

(参考)

PuTTYgenを利用すると、パソコン上でキーペア(秘密鍵・公開鍵)を作成することができます。この鍵をWinSCPなどで公開鍵認証に利用すると、サーバへのログインの際、パスワード認証より安全にログインできるようになります。

 

Pagentは公開鍵認証の際に入力するパスフレーズを記憶できるので、ログイン時の認証の手間を簡素化できます。 

(注意)

Pagentはパスフレーズ入力を自動化するため、パソコンからログアウトせず離れた場合などに、他人に悪用される恐れもあります。 (共有パソコン等では使用しない方がよいでしょう。)

(6) [Select Start Menu Folder]ダイアログ・ボックスでは、スタートメニューに 登録するショートカット名を指定します。

不要な場合、下部のチェックボックス[Don't create a Start Menu folder]にチェックを付けます。

特に問題なければ、このまま[Next]ボタンで次に進みましょう。

 

(7)

[Select Additional Tasks]ダイアログ・ボックスでは、以下の選択が可能です。

目的に応じて選択し[Next]ボタンで次に進みます。

[Create a desktop icon]

 デスクトップ上にWinSCP3のショートカット作成

[For the current user only] 

  現在パソコンにログイン中の利用者(自分)のみ

[For all users]

  パソコンに登録されている全ての利用者

[Create a Quick Launch icon]

 クィックランチアイコン(スタートボタンの横に表示  

 される 起動用アイコン)への登録

 

[Add upload shortcut to Explorer's 'Send to' context menu]

(8)

[Initial user settings]ダイアログ・ボックスでは、以下の選択が可能です。好みに応じて選択してください。

なお、後からでも変更可能なので、とりあえずこのまま[Next]ボタンで次に進んでもよいです。

 

  [User insterface style]

   WinSCP3の表示形式の選択

[Norton Commander interface]

[Explorer-like interface] こちらを選択したことにして、これ以降の説明をいたします。

  [Additional options]

   追加可能なオプション

[Show advanced login options]

詳細なログインオプションの表示

 

(9) これでインストールの準備ができたので、選択した項目を確認後、よければ、[Install]ボタンで 実際にインストールを開始しましょう。
(10) インストールが完了すると右図のようなダイアログ・ボックスが表示されます。

インストール終了後、すぐにWinSCP3を起動する場合は[Launch WinSCP]にチェックを付けたまま でよいです。

最後に、[Finish]ボタンを押すとインストール 完了です。

 パスワード認証でサーバーにログイン
(1)

WinSCP3が起動すると右図のような[Login]ダイアログ・ボックスが表示されます。

(備考)

あとから起動する場合は、デスクトップに作成したショートカットをダブルクリックして起動します。

右図を参考に、[session]オプションの各欄で接続に必要な情報を入力してください。

[Host name]欄:接続先のホストアドレス

[Port number]:SSHで使用するポート番号(通常は22のまま )

[User name]:接続先のログイン名

[Password]:接続先のパスワード

これで、[Login]ボタンを押すと、パスワード認証でサーバにログインできます。

(参考1)

[Protocol]オプションで、各プロトコルの選択ができます。

SCP

SFTP(allow SCP fallbac

SFTP

利用するプロトコルは異なり、それぞれ長所短所があるようですが、WinSCP3のユーザインターフェースは同じなので、利用上の差異はあまり感じません。つまり通常の利用であれば、どれでも同じという感じです。

(参考2)

パスワード認証ではなく、より安全な公開鍵認証でログインする場合は、[Password]欄の代わりに[Private key file]に秘密鍵の場所を指定します。

そのためにはPuTTYgen等で事前にキーペア(秘密鍵と公開鍵)を作成し、接続先のサーバ上に公開鍵を登録しておく必要があります。

詳細は、PuTTYgenの利用 についてをご覧ください。

(2)

 

WinSCP3ではじめて接続するホスト(サーバー)では、下図のような警告が表示されます。

これは、サーバーのホストキーがWinSCP3に未登録のため、信頼してよいか確認を求められています。

 

信頼して接続する場合は、[Yes]ボタンで接続できます。

この際、サーバーのホストキーがWinSCP3のレジストリに保存され、次回からこの確認は表示されなくなります。

(注意)

サーバー側のホストキーが変更された場合や、改ざんなどで不正に利用された場合などは、別の警告メッセージが表示されます。

その際には、変更が正当なものなのか、または、悪用されたのかなどを確認する必要があります。

(3) ログイン時の認証に成功すると 、右図のようなウィンドウ(接続したホスト側のファイル等)が表示されます。この表示形式は、[Explorer like interface]を選択した場合に表示されます。これ以降は、この表示形式を選択した場合での説明をすることにします。

(参考)

[Norton Commander interface]を選択した場合は 、2つのウィンドウ(パソコン側とサーバ側)で仕切られた表示形式になります。

 

 コピー(ファイル転送)の例
(1)

 

パソコンからサーバへのファイル転送は、WindowsのExplorerでのファイル操作と同様に行なえます。(逆も同様)

ここでは、 事前にパソコンで作成したHTML文書をサーバ(sakura)にコピー(ファイル転送)し、自分のホームページを公開する例を示します。

具体的には、sakuraの公開用ディレクトリ(~/pub)に移動してから、ウェブ公開用ディレクトリ(~/pub/WWW)を作成して、その中にHTML文書ファイル(index.html)をコピー (ファイル転送)する例を示します。

 

(2)

まず最初に、WinSCPウィンドウの中にあるpubディレクトリをダブルクリックして、~/pubに移動してみ ましょう。

移動できたら、右図のように ~/pubディレクトリのウィンドウが表示されます。(既にファイル等がある場合は、表示されます。)

 

(3) この~/pubディレクトリにWWWディレクトリを作成するために、メニューバーの[Command]から[Create Directory]を選択します。

(参考)

[Create Directory]ボタンやCtrl+D(コントロールキーを押しながらdキーを押す。)でも同様の操作ができます。

(4) 右図のようなCreate folderダイアログボックスが表示されたら、[Enter new folder name]欄にディレクトリ名(ここでは英大文字WWW)を入力して[OK]ボタンで作成します。
(5) 右図のように作成したWWWディレクトリが表示されます。

WWWディレクトリをダブルクリックして、WWWディレクトリの中に移動しておきましょう。

(6)

ここで、パソコン上で事前に作成しておいたHTML文書(index.html)等をサーバ側にコピー(ファイル転送)します。コピーするにはパソコン上のファイルをドラッグして、WinSCP3のウィンドウ中にドロップします。

(7)

確認のため、ファイル転送する前に右図のようなダイアログボックスが表示されます。

 

[Copy]ボタンを押せば、ファイル転送が始まります。

(参考)

[More]ボタン を押すと、右下図のようなファイル転送時のオプションを設定できます。

(必要に応じて変更してください。後でも変更可能)

 

[Transfer mode]

  3つファイル転送モードがありますが、

  通常はAutomaticのままでよいでしょう。

[Text]

[Binary]

[Automatic]

[Change case to]

  ファイル転送時にファイル名の英大小文字変換 

  ができますが、通常は[No change]のままでよい

  でしょう。

[No change]

[Upper case]

[Lower case]

[First upper case]

[Attributes]

  アップロード時の ファイルの属性(アクセス権やタイムスタンプ)の設定

[Set permissions]

これをチェックすると、ファイル転送するファイル等のアクセス権を一律に指定できます。

ウェブ公開用データであれば、この例でもよいでしょう。

なお、チェックを外すと、サーバー側での設定が適用されます。(sakuraでは、これでも可)

 

[Add X to directories]

これをチェックするとディレクトリに実行権が設定され、ディレクトリ内へのアクセスを他人にも許可します。

[Preserve timestamp]

これをチェックすると、ダウンロード時にファイル作成日時を元ファイルと同じにすることができます。

チェックを外すと、ダウンロード時の日時がファイル作成(更新)日付となります。

[Use same settings nest time]

  次回も同じ設定を用いる場合はチェックする。

(8) ファイル転送が終わると右図のようにWinSCP3ウィンドウ中に転送されたファイルが表示されます。
 ファイル等のアクセス権の確認と変更
(1) サーバー上に既にあるファイル等の詳細情報を表示させ、アクセス権の確認や変更をしてみましょう。

アクセス権を表示させるには、メニューバーの[View]から[Details]を選択します。

(2)

これでファイル(index.html)のサイズ(Size欄 単位:バイト)や更新日時(Changed欄)、アクセス権(Rights欄)、所有者名(Owner欄)、グループ名(Group欄)を確認できます。

 

アクセス権は、所有者(User)グループ(group)その他(Other)について、それぞれ読み込み権[Read]、書き込み権[Write]、実行権[eXecute]を設定できます。

 

この例では rw-r--r-- がアクセス権を表してます。

最初の3つ[rw-]が所有者(自分)に対するアクセス権です。

(読み込み許可[r]、書き込み許可[w]、実行権なし[-])

次の3つ[r--]はグループに対するアクセス権です。

(読み込み許可[r]、書き込み権なし[-]、実行権なし[-])

次の3つ[r--]は他人に対するアクセス権です。
(読み込み許可[r]、書き込み権なし[-]、実行権なし[-])

実行権がある場合は、[-]の代わりに[x]が表示されます。

(例 rwxr-xr-x )

アクセス権について詳しくは、こちらをご覧ください。

(3) アクセス権の変更は、変更対象のファイルをマウスでクリックして選択した状態で、メニューバーの[File]から[Properties]を選択します。

 

(4)

選択したファイルの[Properties]ダイアログ・ボックスが表示されます。

 

[Permissions]欄で、所有者(Owner)、グループ(Group)、その他(Other)のアクセス権(読み込み権[R]、書き込み権[W]、実行権[X])を変更できます。

 

アクセス権を変更する場合は、変更したいところのチェックボックスを変更します。

(参考)

Octal欄は、RWXを各々2進数表示したもの(R=2の2乗=4、W=2の1乗=2、X=2の0乗=1)をOwner、Group、Other毎に加算した値を、順に並べたものです。

例1)  Owner   R       W       -

                    4   +   2   +   0  =  6

        Group    R       -       -

                    4   +   0   +   0  =  4

        Other    R       -        -

                    4   +   0   +   0  =  4

 

例2) Owner    R       W       X

                    4   +   2   +   1  =  7

        Group    R       -       X

                    4   +   0   +   1  =  5

        Other    R       -        X

                    4   +   0   +   1  =  5

(5)

 

アクセス権を付ける場合は、チェックボックスにチェックを付けます。(チェックを外すと、アクセス権を不可にできます。)

 

この例では、所有者(Owner)とグループ(Group)とその他(Other)に対して、実行権[X]を付けています。

 

[OK]ボタンで実際に変更します。

(注意)

他人にファイルを変更されないようにするため、書き込み権の許可は自分だけにしておきましょう。

(他人に参照させない場合は、読み込み権も削除する。)

 

ウェブ公開用ディレクトリ(~/pub/WWW/)配下でのアクセス権は、ウェブ上で他人が参照できるようにするために、以下のアクセス権の許可が必要です。

◆ディレクトリの場合

他人に実行権を付ける。

右図の例と同じでもよい)

 

◆ファイルの場合

データを公開する場合は、他人に対する読み込み権が必要。(最初の例のままでもよい)

 WinSCP3の終了手順
(1)

 

WinSCP3を終了する場合は、メニューバーの[File]から[Disconnect]を選択します。

(参考)

[Disconnect]ボタンや[Alt]キーを押しながら[F4]キーを押しても同様の操作ができます。

(2)

 

終了の確認のため、右図のような[Confirm]ダイアログボックスが表示されます。

ここで[OK]ボタンを押すと、WinSCP3が終了し、サーバとの接続が切断されます。

  筑波大学   学術情報メディアセンター   汎用サーバ(sakura)   PuTTYgenの利用について

 

 

付録

 

以下の内容は、WinSCP3を利用する際に必須ではありませんが、知っていると役に立つ情報もあります。

前述の説明で省略した内容や、より詳しい設定等も集めてみました。

(お詫び: 完全に把握していない部分もあるので、参考程度にご活用ください。)

 

A  Open terminalを利用したサーバ上でのコマンド実行
(1)

 

WinSCP3には直接サーバーにコマンドを実行できる機能があります。

 

まず、メニューバーの[Command]から[Open terminal]を選択します。

(参考)

[Open terrminal]ボタンでも同じ操作ができます。

(2)

 

右図のような[Console]ウィンドウが表示されます。

[Current directory]欄を見ると、サーバ上でのカレント・ディレクトリ(現在いる場所 この例では、/home/pub/torasan/WWW)が確認できます。

 

それでは、実際にコマンドを実行してみましょう。

[Enter command]欄にコマンド(この例では、pwd)を入力して[Execute]ボタン またはリターンキーを押すと、サーバー上で実際に実行されます。

(3)

コマンドが実行された内容が右図の黒い画面に表示されました。 

 

ここで入力したpwdコマンドは、現在位置を表示するコマンドです。(Print Working Directoryの意味)

$ pwd の "$" はサーバー側が表示するプロンプト(入力促進記号)です。

 

これで [Current directory]欄の表示が正しいことも確認できました。

 

このように他の通信ソフト(TTSSHなど)の代わりとしても利用することができるので、パスワード変更や、キーペア(秘密鍵、公開鍵)の作成や変換など、いろいろなコマンドを実行できるので大変便利です。

 

終了する時は、[Close]ボタンを押してください。

 

B  ファイルの編集機能(EDIT)について
(1)

WinSCP3のファイル編集機能を利用して、サーバー上のファイル編集することができます。

 

まず、編集するファイルをクリックして選択しておいて、メニューバーの[File]から[Edit]を選択します。

(参考)

[Edit]ボタンでも同じ操作ができます。

 

(2)

右図のようなウィンドウが開き、選択したファイルの内容が表示され、ワープロ感覚で編集ができます。

(参考)

初期設定では、一度、サーバからファイルをダウンロードし、WinSCP付属のエディタを起動してファイル編集した後、保存時に再度、サーバーにアップロードするようです。

利用者はあまりこの辺の動きを意識せずに手軽に編集できるので大変便利です。

 

 

(3)

その他、以下の機能も利用できます。

  • コピー&ペースト機能

  • 文字列の検索および置換機能

  • 指定した行番号へジャンプ機能

ファイル編集機能の終了
ファイルへの保存
指定した範囲をコピー
指定した範囲を切り取り
コピーまたは切り取った内容を貼り付け
指定した範囲を削除
すべて選択対象にする
直前の操作を取り消す

文字列の検索

現在のカーソル位置以降が対象

文字列の置換
次の検索対象をさがす
指定行へのジャンプ
環境設定でエディタのオプション変更可能
(4)

ファイルの編集が済んだら、[SAVE]ボタンで保存しましょう。

確認のため次のようなメッセージが表示されます。

  • 上書き保存する場合は、[Yes]ボタンを押します。

  • 上書き保存しない場合は、[No]ボタンを押します。

最後に、[Close Editor]ボタンでエディタのウィンドウを終了し、WinSCP3に戻ります。

C  各種ボタンとメニューバーについて
(1)

 

標準で参照できるボタン以外にも各種ボタンが用意されています。

 

メニューバーの[View][Toolbars]から各種ボタンの表示/非表示をチェックマークで選択できます。

(2)

 

すべてのボタンを表示してみると、右図のようになります。

メニューバーの各項目にない機能が各種ボタンで用意されています。必要に応じて表示させて利用してみてください。

 

(3)

 

 

メニューバーの各項目は以下のとおりです。

 

[File]メニュー

[Commands]メニュー

[Mark]メニュー

[Session]メニュー

[View]メニュー

[Help]メニュー

 

各種ボタン等の機能は以下のとおりです。

現在のサーバのカレント・ディレクトリ(現在いる場所)を表す。枠内をクリックすると階層的にディレクトリを表示でき、移動もできる。

ひとつ前のディレクトリに戻る。

ひとつ前のディレクトリに進む。

親ディレクトリ(ひとつ上)に戻る。

ルート・ディレクトリ(/)に戻る。
自分のホーム・ディレクトリに戻る。
最新の情報に更新する。
指定(ブックマークした)のディレクトリに移動する。
選択したファイルを編集する。
OpenDocument
ファイル等の削除
ファイル等のプロパティを開く
ファイル等の名前変更
フォルダ(ディレクトリ)の作成
ファイル等のリンクの作成・編集
ターミナルウィンドウを開く
フィルタを指定して対象ファイル等を選択する
フィルタを指定して対象ファイル等を選択解除する
すべてのファイル等を選択する
選択したファイル等を反転表示する
選択したファイル等を解除する
新しいSession(接続)を開く
現在のSession(接続)を切断する。
保存済みのSession(接続)を開く
現在の接続設定を保存する。
オプション(環境設定等)を設定する

 

ファイル等の表示形式をリストボックスで選択する

 

 ・大きいアイコン

 ・小さいアイコン

 ・ファイルのリスト

 ・詳細なファイル情報

ログ・ウィンドウを表示/非表示する

ファイル等をアルファベット順(昇順/降順)に並び替える
ファイル等をアルファベット順(昇順/降順)に並び替える
ファイル等をファイルの拡張子毎に並び替える
ファイル等をファイルの更新日時で並び替える
ファイル等をファイルサイズ順に並び替える
ファイル等をファイルの属性に並び替える
ファイル等の所有者毎に並び替える
ファイル等のグループ毎に並び替える
D  WinSCP3の環境設定(オプション)
(1)

 

WinSCP3には各種オプションが用意されています。

初期設定のままでも問題なく利用できますが、必要に応じてオプションを変更できます。

 

まず、メニューバーの[View]から[Preferences]を選択します。

(参考)

[Preferences]ボタンでも同じ操作ができます。

 
(2)

[General]タグでは、以下の選択ができます。

[Confirmations]

  確認メッセージを表示させたい操作を選択でき

  ます。

  下2つのダブルクリックの操作は任意としても、

  その他の操作については安全のためすべて

  チェックしておくことをお勧めします。

[Overwriting of files]

  ファイル上書き時の確認

[Deleting of files (recommended)]

  ファイル削除時の確認

[Closing session]

  接続を切断する時の確認

[Drag & drop operations]

  ドラック&ドロップ操作時の確認

[Copy files using double-click]

  ダブルクリックでファイルコピーを可

  能にするかの選択

  [Confirm copy on double-click operation]

  ダブルクリックでファイルコピー時の

  確認メッセージ表示の有無

[Configuration storage]

  WinSCP3の設定の保存先を選択できます。

[Windows registry]

  Windowsのレジストリに保存

[INI file(winscp3.ini)]

  winscp3.iniファイルに保存

[Random seed file]

  乱数生成用ファイルの指定

(3)

 

[Logging]タグでは、WinSCP3でのログを表示(保存)するかの選択ができます。

[Enable logging] ログを有効にする

 

[Logging options]  ログのオプション

 

  [Log to file]  ログ保存用ファイルの指定

[Append]   [Overwrite]

  追加       上書き

  [Show log window] ログ・ウィンドウの表示

 

    [Display complete session]

      すべての操作を表示する

    [Display only last lines]

      最新の500行(可変)を表示する。

(4) [Interface]タグでは、WinSCP3のインストール時にも選択したWinSCP3の表示形式を変更できます。お好みでお選びください。

[Norton Commander interface]

  

[Explorer-like interface]

なお、変更後、すぐに更新されません。

次回の接続時に変更されます。

(5)

 

[Panels]タグでは、以下の選択ができます。

[Common]

共通オプション

[Show hidden files]

  隠しファイルの表示

[Default directory is home directory]

  初期ディレクトをホームディレクトリに設定

[Remote directory]

リモート(サーバー側)のオプション

[Show inaccesible directories]

アクセス権のないディレクトリ表示

[Drag & Drop]

ドラッグ&ドロップ操作のオプション

[Allow move on remote side (not

  recommended)]

サーバー側でのファイル移動の許可

(推奨しません)

 

パソコンへのダウンロード時の一時的な作業場所の指定

 

  [Use temporary directory of

    system]

    パソコン内の一時的な作業場所

    を使用

  [Use this directory]

    作業場所を指定

 

[Warn when there is not enough

  free space]

  ディスク容量不足時の警告の有無

(6)

 

[Commander]タグでは、WinSCP3の表示形式で[Norton Commander]を選択した場合のパネルのオプションが選択できます。(機能がよくわかりません。参考にしないでください。)

 

  [Delete local files to recycle bin]

        ローカルファイルを[recycle bin]へ削除するようですが、

    よくわかりません。

  [Explorer style selection]

    Explorer形式を選択するようですが、よくわかりません。

(7)

 

[Explorer]タグでは、

WinSCP3の表示形式で[Explorer-like interface]を選択した場合の表示のオプションが選択できます。

 

  [Show full path on address bar]

    Address欄での表示(フルパスまたはカレント

    ディレクトリのみ)の選択ができます。

チェックを付けた場合は、以下のような表示形式となります。

   

 

チェックを外した場合は、以下のような表示形式となります。

   

(8)

 

[Transfer]タグでは、 ファイル転送時のオプション設定ができます。必要に応じて変更してください。

 

以下のオプション以外は、ファイルコピー時の[More]ボタンと 同様です。詳細は、4-(7)の[More]ボタンを参照してください。

 

[Enable transfer resume for]

[All files (not recommended]

[Files above]

Disable

(9)

[Editor]タグでは、 ファイル編集機能(Edit)利用時のオプション設定ができます。

[Default editor]オプションでは、ファイル編集で起動するプログラムを指定します。

[Internal editor]

  WinSCP付属のエディタを利用する場合

[External editor]

  notepad.exe等をエディタとして利用する場合

[Editor font]オプションでは、使用するフォントを変更可能です。初期値は、Courier New, 9 ptが選択されていますが、[Select]ボタンで任意のフォントを指定できます。

(10) [Integration]タグでは、WinSCP3のインストール時に選択した以下の項目について再設定できます。

 

[Shell icons]アイコン関連

[Create a desktop icon]

  デスクトップ上にWinSCP3アイコン作成

[Creater a desktop icon (all users)]

  デスクトップ上にWinSCP3アイコン作成(全利用者)

[Create a Quick Launch icon]

  クイックラウンチアイコンの作成

[dd upload shortcut to Explorer's 'Send to' context mer]よくわかりません。

 

E  よく使う場所(サーバ上のディレクトリ)をブックマークに登録する
(1)  

ブラウザのブックマークのように、サーバー上のよく使うディレクトリをWinSCP3のブックマークに登録できます。

あとでそのディレクトリ内を参照したいときに、すぐに移動できるため効率よく作業ができます。

 

ブックマークを登録するには、メニューバーの[Command]から[Add to bookmarks]を選択します。

(2)

 

確認のメッセージが表示されるので、[Yes]ボタンで次に進みます。

(3)

 

右図のような[Manage bookmarks]ダイアログ・ボックスが表示されます。

[Open directory]欄の登録ディレクトリ名を確認して[OK]ボタンで登録します。

(4)

 

登録したブックマークを後で利用する場合は、[Open Directory]ボタンを押します。

右図のような[Open directory]ダイアログ・ボックスが表示されます。

この例では1つしかブックマークがありませんが、複数登録した場合は、目的の場所を選択して[OK]ボタンで移動できます。

なお、不要なブックマークは、[Remove]ボタンで削除できます。

F  セッションの設定保存(ショートカットの作成)
(1)

 

WinSCP3のセッション(接続)設定を保存しておくと、次回から再利用できるため接続時の手続きを簡略化できるため便利です。

 

メニューバーの[Session][Save Session]で変更を保存します。

(参考)

[Save Session]ボタンでも同じ操作ができます。

(2)

右図のような[Save session as]ダイアログ・ボックスが表示されるので、適当なセッション名を入力し、[OK]ボタンで保存します。

(参考)

後でWinSCP3で接続する際、ここで登録したセッション名を選択すれば同じ接続ができます。

G  [Login]ダイアログ・ボックスでの各種オプション
(1)

 

ここでは、ログイン関連のオプションについて説明します。

WinSCP3のアイコンをダブルクリックして、右図のような[Login]ダイアログ・ボックスを表示すると、[Stored sessions]欄に先ほど保存したセッション名(sakura)が表示されています。

(備考)

[Advanced Options]をチェックを外すと、 表示される項目が少なくなりますが、あまり意味がないので、チェックしておいたままでよいでしょう。

 

なお、以下のオプションについては既に説明した内容と同じなので、ここでは省略します。

[Logging]     付録D-(3)参照

[Preferences]  付録D-(4)参照

 

[Stored sessions]オプションでは、選択したセッションに関する各種操作や設定を以下の各ボタンで行なうことができます。

[New]ボタン

  

新しいセッションの登録ができます。

[Load]ボタン

  

選択したセッションの設定内容を取り込み、変更や再利用ができます。

[Save]ボタン

  

選択したセッションの設定を保存できます。

[Delete]ボタン

  

選択したセッションを削除できます。

[Set defaults]ボタン

  

選択したセッション内容を初期値として保存できます。
[Desktop icon]ボタン デスクトップ上にショートカットを作成できます。

[Tools]ボタン

  

[Import][Cleanup]が用意されています。

[Import]はPuTTYのSSHクライアントで保存したセッション情報を取り込むことができるようですが、 使い方がよくわかりません。

[Cleanup]は、WinSCP3で保存した設定(レジストリや初期設定等)を削除することができますが、注意が必要です。

[Login]ボタン

  

選択したセッションへの接続を開始します。
(2)

[Environment]オプションでは、WinSCP3の利用に関する環境設定ができます。

 

 [Directories]ディレクトリ関連

設定変更した場合、接続先ホストにログイン後、[Save session]で保存しておくと次回より 同じ設定で利用可能です。

[Remember last used directory]

  最後に利用したディレクトリを記憶

[Cache visited remote directories]

  接続先ホストで利用したディレクトリを記憶

[Resolve symbolic links]

  シンボリックリンクの利用を有効にする

[Remote directory (right panel)]

  接続先 ホストの初期ディレクトリを指定

(省略時は、自分のホーム・ディレクトリ)

[Lacal directory (left panel)]

  WinSCP3の表示形式で[Explorer-like interface]を選択している場合、パソコン側の初期ディレクトリを指定できます.

 [EOL (end-of-line) characters]改行文字の選択

[LF [10] (Unix)]  

  1行分改行(LF:ラインフィード)のみ

CR/LF [13/10] (Window)

  行の最初に戻す復帰(CR:キャリッジリターン)と1行分改行(LF:ラインフィード)

(3) [SCP]オプションでは、接続先ホストの環境に合わせて設定変更ができます。(必要に応じて変更してください。)

 

  [Shell] シェルの選択

   選択したシェルは[Open terminal]で利用されます。 

[Default] 初期値

 サーバー側のログインシェルが選択されます。

[Enter] (/bin/sh, /bin/bash, /bin/ksh等の任意のシェルを指定可能)

  [Return code variable] 戻り値の指定

[Autodetect] 自動検知

[Enter](?, status等を指定)

  [Other options] その他のオプション

[Lookup user groups]

  ユーザ・グループの参照

[Clear aliases]

  alias(別名)の無効化

[Ignore LS warnings]

  ファイルリスト参照警告の無視

[Clear national variables]

  固有変数の無効化?(よくわかりません)

[Alias LS to display group name]

  LSコマンドの別名を有効にしてグループ名表示?(よくわかりません)

[Use scp2 with scp1 compat]

  scp2でのscp1互換を有効化

(4)

[connection]オプションでは、接続に関するオプションがあります。

 

  [Timeouts] サーバー接続時のタイムアウト時間

[Server response timeout seconds]

サーバへの接続時のタイムアウト時間を指定できます。

 

[Sending of null packets to keep session alive]

[seconds between keepalives]

定期的に空パケットを送信することで、タイムアウトによる切断防止に利用できます。

 

(5)

[Proxy]オプションでは、代理サーバの指定等ができます。

必要に応じて目的のサービスの利用に関する設定をしてください。

 

  [Proxy]

None  HTTP  SOCKS  Telnet

[Proxy host name]代理サーバのアドレス

[Port number]ポート番号

[User name]アカウント名

[Password]パスワード

  [SOCKS proxy settings]

SOCKS version  Version 5  Version4

  [Telnet proxy settings]

Telnet command  connect %host %port\n    

 

(6)

[SSH]オプションでは、使用するSSHのプロとコルと暗号化の選択 ができます。必要に応じて変更してください。

 

  [Protocol options]プロトコルのオプション

[Enable compression]圧縮の有効化

    [Preferred SSH protocol version]:

  SSH2利用の方がより安全です。(お勧めします。)

1 only  1  2  2 only

  [Encryption options]暗号化のオプション

[Encryption cipher selection policy]:

  暗号化のポリシー

[AES (SSH2 only)]

[Blowfish]

[3DES]

-- warn below here --

[DES]

  [Enable non-standard use of single-DES in SSH2]

     SSH2でのDES利用(お勧めしません。)

 

 

(7)

 

[Authentication]オプションでは、認証に関する選択ができます。

 

  [Authetication options] 認証オプション

[Attempt TIS or CryptoCard authetication (SSH1)]

  TIS認証やCryptCard認証を試みる

[Attempt "keyboard-interactive" authentication (SSH....]

  PAM keyboard-interactive認証を試みる

[Allow agent forwarding]

  エージェントによる転送許可

(8)

 

[Bugs]オプションでは、SSHサーバーのバグについての対応を選択できます。

 

  [Detection of known bugs in SSH servers]

    SSHサーバーの既知のバグに対する検知について

    選択できます。特にポリシー等がない場合は、

    このまま[Auto]でよいでしょう。

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