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利用方法

内容についてのお問い合わせは network-staff@cc.tsukuba.ac.jp までご連絡下さい。

目次

  1. 利用にあたって
  2. アカウントについて
  3. VPN クライアントソフトの導入
  4. VPN クライアントソフトの設定
  5. VPN サーバーへの接続

利用にあたって

利用にあたっては次の項目に注意して下さい。

  • 利用規定に従って下さい。
  • 2014 年 3 月 31 日までは試験運用期間です。この間は、予告なくサーバーの停止、再起動、サービスの中止を行なうことがあります。
  • 提供できる IP アドレスの数には限りがあります。不必要に接続したままの状態にしないようお願い致します。

アカウントについて

VPN 接続サーバーでは、アクセスポイントの利用と同じユーザ認証を用いています。認証用のアカウントに関しての詳細はこちらを御覧下さい。

VPN クライアントソフトの導入

ここでは、Windows 9x, NT, 2000, XP, 2003 版をもとに記述していきます。

1.http://vpn.cc.tsukuba.ac.jpから PacketiX VPN Client をダウンロードします。 個人の環境(OS)にあったクライアントソフトをダウンロードして下さい。

2.ダウンロードしたファイル (vpnclient-5070-rtm-win32-x86.exe ※注:選んだ OS によってファイル名は異なります) をダブルクリックすることで実行します。「発行元を確認できませんでした。このソフトウェアを実行しますか?」 と言うメッセージが出ることがありますが、気にせず、「実行」ボタンを押します。

3.しばらくすると「InstallShield Wizard」が現れます。


>> クリックすると大きいイメージが表示されます
「次へ」をクリックすると、使用許諾が現れます。


>> クリックすると大きいイメージが表示されます
利用するためにはこれを読み、同意する必要があります。「使用許諾契約の条項に同意します」にチェックを付けて「次へ」を押します。

4.ユーザー情報の入力画面になります。使用する環境に合わせて、インストールの対象を決めて下さい。

5.「次へ」を押すと「インストール先のフォルダ」を選択する画面になります。通常はこのまま「次へ」を押して下さい。

6.「セットアップタイプ」の画面になります。「すべて」を選択して「次へ」を押します。

7.「プログラムをインストールする準備ができました」というメッセージの画面が表示されたら「インストール」ボタンを押します。

8.途中で、「TCP/IP 通信設定の最適化」というウィンドウが現れるので、いずれかを選択して下さい。


>> クリックすると大きいイメージが表示されます
9.しばらくしてインストールが終わったら「完了」ボタンを押してウィンドウを閉じます。

以上で、インストールは終了です。インストールが完了するとデスクトップ上に「PacketiX VPN クライアント接続マネージャ」というアイコンが現れます。

VPN クライアントソフトの設定

インストールが完了したらクライアントソフトを設定します。

1.「PacketiX VPN クライアント接続マネージャ」のアイコンをダブルクリックして起動します。

2.「仮想 LAN 」メニューから「新規仮想 LAN カードの作成」を選びます。


>> クリックすると大きいイメージが表示されます
3.すると次のような画面が現れます。


>> クリックすると大きいイメージが表示されます
ここで英数字 31 文字以内で仮想 LAN カードの名前をつけます。名前を入力し、「OK」ボタンを押すと、以下の画面が現れます。仮想 LAN カードの作成終了まで待ちましょう。


>> クリックすると大きいイメージが表示されます
4.次に「新しい接続設定の作成」をダブルクリックします。すると次のウィンドウが現れます。


>> クリックすると大きいイメージが表示されます
ここで以下を設定します。
  1. 「接続設定名」には適当に名前をつけます。

    例)学情VPNテスト

  2. 「接続先 VPN Server の指定」では、次のように設定します。
    1. ホスト名には vpn.cc.tsukuba.ac.jp を入力します。
    2. ポート番号には 「443 (HTTPS ポート)」 を指定します。
    3. 仮想 HUB 名には DEFAULT を入力します。
  3. 「ユーザー認証」では、「認証の種類」として「Radius または NT ドメイン認証」を選びます。「ユーザー名」と「パスワード」の欄には、ユーザ名とパスワードを入力します。
以上で、設定は終了です。設定の変更は、「接続設定名」に現れている名前(例えば、学情VPNテスト)をマウスで右ボタンクリックし、「プロパティ」を選ぶことで行なえます。

VPN サーバーへの接続

VPN サーバーへ接続するには「接続設定名」に現れている名前(例えば「学情VPNテスト」)をダブルクリックします。VPN 接続がうまく行なわれているかを確認するには、コマンドプロンプト(cmd)などを用います。

仮想 LAN カードには VPN サーバーから IP アドレスが割り振られます。現時点では、130.158.247.xx が割り当てられます。

VPN サーバーを経由して仮想的に学内の扱いになっていることは、tracert を使用することにより、次のように確認できます。

Tracing route to maple.cs.tsukuba.ac.jp [130.158.80.244]
over a maximum of 30 hops:

  1     1 ms     1 ms     1 ms  130.158.247.254
  2     2 ms     1 ms     1 ms  130.158.1.109
  3    13 ms     1 ms     1 ms  130.158.1.6
  4     3 ms     1 ms     1 ms  130.158.1.118
  5     3 ms     1 ms     1 ms  maple.cs.tsukuba.ac.jp [130.158.80.244]

Trace complete.

2005.11.24 作成
2006.04.28 更新
2010.04.19 更新