CISCO の WebEX Meetings の高等教育機関向け180日間の無料プログラム の利用は2020 年10 月20 日で終了いたしました。
WebEX Meetings は、インターネットにて簡単に会議が行えるシステムです。
WebEX Meetings において会議に関係する人は、会議を主催する人(以下、「主催者」と呼びます)、会議に参加する人(以下、「参加者」と呼びます)に分けられます。
主催者は、システム上にアカウントが必要です。
参加者は、システム上にアカウントは必要ありません。
WebEX Meetings では、主催者は、参加者をシステム上の会議室の情報(以下、「URL」と呼びます)を知らせることににより、招待します。URL を知っている人であれば、誰でも参加できます。
逆にいえば、主催者は参加者を制限するには、URL を教えるかどうかの方法以外では制御はできません。 なお、WebEX には、Meetings の他に、Training、Event、Support がありますが、ここではMeetings 以外については説明いたしません。違いについて詳しく知りたい場合には、こちらを参照してください。
遠隔授業実施の手順
- WebEX Meetings を利用する事前準備
- 主催者
- 参加者
- 会議室の準備(主催者側のみ)
- 会議の開始・参加
- 主催者
- 参加者
WebEX Meetings を利用する事前準備
主催者
- WebEX のアカウントを準備します。
・「90 日間無償支援プログラム」を利用する
・「ライセンス」を購入する
のいずれかの方法があります。
・高等教育機関向け180 日間の無料プログラムが利用可能となりました。詳しくはこちらをご覧ください(2020/4/30)終了いたしました(2020/10/19) - 端末
インターネットに接続できる機器パソコン(Windows/Mac/Linux/Unix/Solaris)やモバイル端末(Android/iOS)が利用できます。音声出力用のスピーカーや音声入力用のマイクが必要です。また、映像を撮影するWeb カメラがあることが望ましいです。スピーカー、マイク、カメラの設定については各自で行ってください。 - アプリケーション
デスクトップアプリケーションやアプリをこちらからインストールします。これらのアプリケーションがインストールできない場合は Web ブラウザからでも利用できます。ただし、Web ブラウザから利用すると一部機能が制限されます。
参加者
- 端末
インターネットに接続できる機器パソコン(Windows/Mac/Linux/Unix/Solaris)やモバイル端末(Android/iOS)が利用できます。音声出力用のスピーカーや音声入力用のマイクが必要です。また、映像を撮影するWeb カメラがあることが望ましいです。スピーカー、マイク、カメラの設定については各自で行ってください。 - アプリケーション
デスクトップアプリケーションやアプリをこちらからインストールします。これらのアプリケーションがインストールできない場合は Web ブラウザからでも利用できます。ただし、Web ブラウザから利用すると一部機能が制限されます。
会議室の準備(主催者のみ)
主催者は、参加者にURL を知らせる必要があります。ここでは、manaba をつかって講義を履修している学生を参加者とする方法について説明します。
- WebEX にWeb ブラウザでログインします。
- 左側のスケジュールをクリックして会議室の予約の画面を表示します。
- ミーティングの一覧が表示されている場合には、スケジュールボタンをクリックします。
- 「ミーティングのスケジュール」のページにて、ミーティングの議題、日時を設定して、開始ボタンを押します。
ミーティングの議題は先ほどの一覧の時に表示されますので、講義名、回数(例:コンピュータネットワーク第1 回)を記載すると良いでしょう。
日時については、講義が始まる時刻から講義の終了の時刻までを設定しておくとよいでしょう。
その他の部分は必要に応じて書き込んでください。出席者は空欄でも構いません。 - 「ミーティング情報」が表示されるページになります。そちらの「ミーティングリンク」をmanaba の講義コースにて履修者に周知してください。
- 上記5のページは、「ミーティングのスケジュール」のページにて一覧で表示されているときに、ミーティングの議題の部分をクリックすることでも表示されます。
会議の開始・参加
主催者
- WebEX にWeb ブラウザでログインします。
- 左側のスケジュールをクリックして会議室の予約の画面を表示します。
- ミーティングの一覧が表示されている中から、開始したい会議の行にある開始ボタンを押します。
参加者
- 主催者から提示されたURL をクリックすると、アプリケーションがインストールされている場合にはアプリケーションが起動して会議に参加できます。
アプリケーションがインストールされていない場合には、アプリケーションをインストールするか、もしくは、インストールせずにWeb ブラウザのまま参加するかが聞かれます。 - 氏名とメールアドレスの入力を求められます。氏名は、会議内の参加者の部分に表示されます。メールアドレスは主催者からの連絡の際に使われます。
※講義でWebEX Meetings を使う際には、この時に入力する氏名を適宜指示しておくとよいか思います。例えば、参加者のリストから講義を聴講した人のリストを作成する場合には、氏名と学籍番号(例えば「筑波太郎 2020XXXXX」)を入力するように指示しておくと便利です。
会議の実施
会議の形式としては、会議に参加している人の中から誰かがPC の画面を提示してプレゼンテーションをする形式や参加者が自由に発言をして議論をする形式で行うことができます。
- プレゼンテーションをする形式の場合、PC の画面を提示する人をプレゼンターとよびます。主催者は誰がプレゼンターになるかを参加者一覧から選ぶことができます。通常は主催者がプレゼンターとなっています。プレゼンターが共有という作業により提示した画面が全ての参加者に表示されます。
- 議論する形式の場合、声を出して発言している人のカメラ画像が全ての参加者に表示されます。
その他
Q: 参加者が勝手に発言をして、会議の進行が中断されてしまうので、発言できないようにするにはどうしたらよいか?
A: 主催者は、会議中の参加者一覧の部分から参加者のマイクのミュートを制御できます。発言を許可した参加者のマイクだけミュートをオフすることで、円滑な会議進行ができます。
Q: 会議に参加できない人がいるので、会議の内容を録画がしたいがどうすればよいか?
A: 会議を予定するのページ(もしくは、一覧から会議を選んだ際に、編集ボタンを押したページ)にて、「詳細設定を表示する」をクリックし、さらに「スケジュールオプション」をクリックします。そこで「自動録画」をチェックすることで録画することができます。