Microsoft 教育機関向け総合契約(EES)- ライセンス認証

更新日:2021年3月 16日

本学のEESは KMS(Key Management Service)ライセンス認証で運用しています。
インストール時のプロダクトキー入力を不要とする代わりに、ライセンス認証サーバ(KMSホスト)への定期的なネットワーク接続が必要です。同サーバには学内ネットワーク(学術情報メディアセンターのVPN接続サービスのクライアントを含む)からしかアクセスできません.
不正ライセンス認証防止のため,ライセンス認証を行った時刻,PCのIPアドレス,PCの名前,端末固有IDなどの情報の記録を行っています.
参考:ライセンス認証の間隔

認証状態を確認

Windows OS(Windows 10 の場合)

[スタート] ボタンを選択し、[設定] > [更新とセキュリティ] の順に選択して、[ライセンス認証] を選択します。ライセンス認証の状態は、[ライセンス認証] の欄に表示されます。

Office

Office アプリケーション (Word や Excel など、どれでもかまいません) を起動し、左側のメニューから [他の〇〇を開く] をクリックします。左の一覧から [アカウント] または [ヘルプ] を選びます。
[製品情報] に現在のライセンス認証の状況が表示されます.

Office for Mac

アプリケーションメニュー(リンゴマークの隣のWordやExcel)の [バージョン情報] をクリックします。ライセンス項目が「ボリューム ライセンス 201x」となっていればEESライセンスです。

認証されない場合

本学が配布するインストーラは,インストール時にKMSホストを自動登録するよう設定していますが、正常に登録されない場合があります。

  • 確認項目1 : PCの時刻(タイムゾーンを含む)設定で タイムゾーンは「(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京」、 現在の日時は正しくする
  • 確認項目2 :セキュリティ対策ソフトの通信設定(ファイアウォール)にて外向けの通信を制限している場合は、外向けの通信を許可して下さい.ファイアウォールは,KMSホスト(kms.cc.tsukuba.ac.jp)のTCP/1688に接続できるように設定してください.

確認項目1,2 で解消しない場合は、以下の方法1または方法2の手順でライセンスを有効にします.

方法1:レジストリファイルのインストール

  1. kms.zip をダウンロードします.
  2. ダウンロードしたzipファイルを展開・解凍して出来たフォルダ kms内の kms.reg をダブルクリックします.
    「セキュリティの警告」画面が表示される場合は「実行」、ユーザアカウント制御画面が表示される場合は「はい」をクリックします.
  3. レジストリエディター画面が表示されます。”~~続行しますか?”の問いには「はい」をクリックします。
    ”レジストリに正常に追加されました” と表示されるので「OK」をクリックします
  4. PCを再起動をし,しばらくするとライセンス認証が完了します.

方法2:コマンドラインでのライセンス認証

[Windows OSの場合]

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で実行します。
  2. KMSホストをPCに登録します
    > slmgr /skms kms.cc.tsukuba.ac.jp:1688
  3. Windowsのライセンス認証を手動で開始します.
    > slmgr /ato
  4. ライセンス認証が成功しているかどうか,ライセンスの残り期間などは,下記のコマンドで確認できます.
    > slmgr /dlv

[Office(Windows版)の場合]

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で実行します。
  2. Officeがインストールされているディレクトリに,カレントディレクトリを移動します.
    Office 2016(64 bit OS)の例 * 32bit OSの場合は、¥Program Files を ¥Program Files (x86) に置き換えて入力します
    > cd “C:¥Program Files¥Microsoft Office¥Office16”
  3. KMSホストをPCに登録します
    > cscript ospp.vbs /sethst:kms.cc.tsukuba.ac.jp
    > cscript ospp.vbs /setprt:1688
  4. Officeのライセンス認証を手動で開始します.
    > cscript ospp.vbs /act
  5. ライセンス認証が成功しているかどうかは,下記のコマンドで確認できます.
    > cscript ospp.vbs /dstatus

FAQ

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